マイラヴレディ~俺の愛しいお姫様
二人に続いて現れた、美優、瞳真、そして部員の東くんの三人は、揃って目を見開いて驚いた顔を見せている。
恐らく、私が蓑島くんとここにいることに驚いて…いるんだと思う。
その証拠に、美優が私のところに駆け寄ってくる。
「星月…ひょっとして、先約って蓑島くんのことだったの?」
「あ、まあ、うん…」
現れるなり、ズバリ聞かれてしまい、しどろもどろに返答してしまった。
「そうだったんだ…」
なぜか、美優は浮かない顔でうつ向く。
…何で?
「…おぉっ!…水口だ!水口じゃねえか!」
と、考えようとしていたが。
隣にいるこの男が、急に大声で喋りだしてビクッとさせられる。
急に、何!
しかし、蓑島くんに名指しで声をかけられた瞳真は、一気に不機嫌な表情を見せる。
「るっせぇな。話し掛けてくんな…」
「…ぶふっ!名前呼んだだけなのにムキになっちゃってこの男わ…」
ムキになって不機嫌になる瞳真と、バカにしたように失笑する蓑島くん。
ギャラリーの伊野くんたちは「やめやめい!」と苦笑いしている。
「おいおい。おまえら相変わらず仲良すぎだな」
「今は体育の時間じゃねえってーの」
「また糸田さんに怒られるぞ」