先生。


外の車が走る音。


何気ない生活音。


それに混じって聞こえる2人の愛の音。



唇が触れたと思ったらすぐ離れて。


それがもどかしくて、また好きが溢れてくる。



息が続かないとか、そういう苦しさじゃない。


こんなに心が締め付けられるキスがあるなんて、初めて知った。





「何回しても、足んないね…?」


「先生が…意地悪だからだもん…」


「ふふっ、俺が?」


「う…んっ……」





喋っている途中なのに、それに被せてキスもしてくる。


もう、本当に溶けてしまいそう。





「キスが止められないくらい可愛い潤が悪いんだよ」


「かゆくて歯が浮いちゃう」


「…あー、せっかくカッコつけたのに」


「そんなことしなくても、カッコいいよ」


「だからさ、そうゆうとこ」

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