先生。


まあ確かに。


それは否定できない。





「司より全部点数いいし、問題なくない?」


「…」


「え?図星すぎて言い返せなくなっちゃった?」


「……」


「ねえ、つか…」





その時、確かに肩を叩かれた。


その瞬間に、司が一気に静かになった意味と繋がってしまって終わりを悟る。



チラっと司を確認すると、シレッとノートなんて書いていやがるから、さらにムカつく。


肩をたたかれた方を、不自然に向けば…





「放課後、指導室な」


「あはは…」





ニコニコ悪い笑みを浮かべる先生が、私にそう言った。


だから、私も負けないようにふふふと笑っておいたけど。

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