先生。


この人は本当に疲れてるんじゃなくて、そういうコトしたいだけってことも。



それでももう、どうだっていいや。





「私、休めるとこ知ってるよ?」





先生……


私は今、この夜の街ごと消えてなくなりたい。



昨日消えたばかりの不安が、また込み上げて、いつのまにかこうなっちゃったよ…





引かれるがままにホテルの室内に入れば、やけに生々しくて思わず唾を飲む。


こんなの慣れていたはずなのに、震えてる自分がいる。



そしてベッドに押し倒された時、反射的に相手の肩を押した。





「…え?」


「あの…シャワー浴びないと…無理」


「ああ、そういう事ね」


「先にどうぞ…」


「…まさか、逃げる気じゃないよね?」

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