先生。



リビングに行って朝ごはんを作っていると、すぐに先生は起きてきた。



そして、キッチンに向かう私にベタっと張り付いて。





「なんでキスしたの?」





なんて笑って聞いてくる。


…確信犯だ。





「本当に遅刻しちゃうよ」


「まだ酔ってんの」





私の肩に乗っている顔が、チラッとこちらに向けば隙もなく頬に当たる唇。


そんなことでさえドキドキする私は、やっぱり先生が好きなんだと実感する。





「今日土曜だけど?」


「嘘?」


「立花とイチャイチャしすぎて曜日感覚も狂った?」


「嫉妬?」





そう言ってクルッと後ろを向けば、ムスッとした顔の先生。



可愛いなあ…本当。

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