先生。
「嫉妬だけど?なに?」
「可愛い」
「怒ってるからね」
「うん…可愛いね」
そう言ってまた前に向けば、また回ってくる腕。
朝から甘すぎて溶けちゃうよ。
「…不安になる」
「え?」
「立花はわかってると思うけど、それでも余裕ない」
私の肩に顔を埋めれば、先生は弱々しくそう言った。
「大丈夫だよ。司は」
「潤のことそういう目で見てるやつは、立花以外にもいんの」
「いないよ…」
「昨日自分で言ってたのにね?」
嘘。
そんなこと言った?
…って、何にも覚えてないんだった。
「俺のなのにね」
なんて、また吐き出すように言うから。
私は火を止めて先生の頬を包んだ。
少し驚いた表情の先生にフフっと笑いかけて、唇を合わせる。