先生。
教室に行ったら、ミラちゃんは保健室に行ったと言われた。
チャイムがなってしまう前に、急ぎ足で保健室に向かう。
なんて謝ろう、どうしたら許してくれるだろう。
緊張を感じながらそんなことを考えた。
保健室の前につき、大きく息を吸って、吐き出す。
扉に手をかけると、中からミラちゃんのすすり泣く声が聞こえてきて。
綺麗事かもしれないけど、私のせいだと思うと心が苦しくなった。
…早く謝らなきゃ。
そう思って扉を開けると、そこには1番見たくない光景が広がっていた。
ああ…なんでこうなっちゃうかな…
ミラちゃんは、津山先生に頭を預けて頭を優しく撫でてもらってる。
一瞬で目頭が熱くなったのがわかった。
扉を握っていた手に力がこもる。
「…先生」
そう掠れた声で呼べば、先生は私を冷たい目で睨んだ。