先生。
「…将来の夢とかない」
「それでも、決めなきゃいけない時期なんだよ。就職か進学か。特にやりたいことなくてもみんな決めてんの」
みんな…
たしかにそう言われてみれば司も玲太も…
「周りは自分の未来を真剣に考えてる。潤は?少しでも悩んだことある?」
先生モード。
普通の先生だ。
それが私という生徒に話してる。
「…先生といれたら何でもいいよ」
「俺が理由?俺がいるから将来のこと真剣に考えないの?」
「そうじゃなくて…結婚したいなって、楽しいことしか考えられない…ってゆうか…」
そう言うと、先生は大きなため息をついた。