先生。



それからちょうど、1ヶ月が経って修学旅行もすぐそこに迫っていた。



あれから先生とはなんとなく気まずくて、私がそう思ってるだけだと思うけど…



いくら悩んでも、‘‘やりたいこと’’なんて見つからなかった。


それより先生とうまく話せなくなってることが、気になって仕方ない。



進路希望調査の締め切りは今日までだし、なにも埋まっていないや…


その焦りから、握る紙にギュッと力が入る。



適当に書けばいいとも思ったけど、相手は先生だしきっとすぐにバレる。



それでも、時間は私の思いに逆らうように過ぎて、放課後になってしまった。


とにかく紙を持って準備室に向かった。

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