先生。
【潤side】
もう何もかも落ち着いて、私はやりたいことを全部した。
ミラちゃんと玲太に背中を押してもらって、このままじゃいけないって、出来る限り先生を探した。
初めて会ったコンビニ、昔住んでた家にも行った。
電話もメールもたくさんしたけど、結局先生と繋がることは無かった。
会わなきゃ、何も伝えられないのに。
その手段が無い。
それでも、時の流れは意地悪だ。
私を置いていくくせに、この気持ちは色あせる事なく残していく。
今、私の隣に置いてある‘‘合格’’と書かれたシンプルな分厚い用紙。
思い返すと、先生のお嫁さん…なんて本当に果てしない夢だったんだと思う。
私が4月から、新しい環境へ飛び出せるように…先生も応援してくれる?