先生。


先生のそんな一言で、耐えていた涙が一気に引っ込んだ。





「え…?」


「なんか文句ある?」


「そ、それって…」





ここに来て、初めて先生の顔をちゃんと見た。


目がぶつかり合って、もう離すことはできない。





「津山先生、夏目起きました?」





そんな時、他のクラスの先生が来たせいで、会話が終わってしまう。





「あ、はい」


「一旦、集まりがあるので早く来てください」





ねえ、先生…


あの言葉にはどんな意味があるのかな。



全く無いって可能性もある…?


本当に思わせぶりな人なの…?



少しでも可能性あるかもって、信じてもいいの?


私も、眼中に入れてくれるの?

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