先生。



それからバスを降りて、みんなが集まってる場所に行けば、後ろの方でダルそうに座ってる司を見つけた。





「司!!」


「おー」


「おー、じゃないよ!どういうこと!」





空いていた司の隣に座って、周りに聞こえないように小声で話す。





「何がだよ」


「譲先生が、司とキスしてるところ見たとか言ってたんだけど!」


「あー、あれな。事故だよ、事故」


「事故…」





なんだ…事故か。


だけど、キスしたのは本当なんだ…





「意識ある時が良かった…とか思ってる?」


「ふざけんな!」


「相変わらず可愛くねえな」


「余計なお世話なんですけど!!」





先生、誤解してるじゃん…



でもどうせ何を言ってもわかってくれない。


聞く耳なんて持ってくれないもん。

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