先生。
「ねえ、司さ…」
「話も聞かないで仲良しだね」
言い合いが一旦終わって、私がまた司に話しかけた時、先生が私たちの隣に立っていた。
「こいつ友達いないから仕方なくっすよ」
「はあ?いないのはあんたもでしょ!」
怒られているというのにも関わらず、私と司はまだ言い合いを続ける。
「どうでもいいけど、関係ない話すんなよ。お前はこっち来い」
そう言って、黒い声に連行されたのはもちろん私。
さっきよりも、もっと後ろに連れて行かれた。
1番後ろに座らされると、先生はすぐ横に立つ。
どっちにしろ説明は入って来ない。
私は、横に立ってる先生のズボンをちょんっと引っ張った。
すると重なる目線。
「だから説明を…」
「バスの中でのあれって、どういう意味?」