先生。


高校生がつけるようなものではなくて、でもやっぱり目にとまるほど、何もかも可愛くて。


私の目に飛び込んできたのは、水色に光るダイヤモンドのネックレスだった。





「可愛い?」


「うん…綺麗…」





隣に司がきて、一緒にショーケースの中をじっと見る。





「彼女さんへプレゼントですか?」





2人で商品を見ていると、ニコニコとした店員さんが話しかけてきた。





「あ、いや…」


「そうです」


「え?」


「これ下さい」





店員さんに、まず彼氏と彼女ということを否定しようとしたら、司が先に答えた。


そして、私が見ていたダイヤモンドのネックレスを店員さんに頼む。





「え?嘘だよね?」


「欲しいんじゃねーの?」


「え、でもっ…」





値段を見ると、風俗時代の2時間コースくらいの価値で。

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