先生。


「なあ電気屋いこ」


「え?何で?」


「ゲーム見る。新作でてるかなー」


「楽しそうだね」





そう言って、ペチャクチャ喋りながら電気屋に移動してる途中。





「あれ、潤ちゃん?」





後ろから声をかけられて、聞き慣れた声に咄嗟に振り向く。





「徹さん!」


「久しぶりだね」


「お久しぶりです!」


「えっと…その子は…?」


「あ、えっと…」


「彼氏です。あなたは?」


「俺は…親戚なんだ。潤ちゃんの」





多分、彼氏って言ったから気を遣ってお店のことは黙っててくれたんだ。


徹さんの優しいところ、全然変わってない。





「今日はなんでここに?」


「仕事なんだ。2人はデート楽しんでね」


「あざっす」


「バカ!ありがとうございますでしょ!」

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