先生。
先生、酒癖悪いんだ。
だから私の前で飲まないのか。
「歩ける?」
そう言って、私は先生を支えながらリビングまで歩く。
「おい!不良女!ここはどこだ!」
「ここは先生の家だよ」
「あー、頭いてぇ…今日は最悪な日だ」
もう無視が1番だよねこれ。
「俺との約束破ってさ…なんだよあの女…」
だけど私は、その言葉に動きが止まる。
こんな時にまで彼女の話なんて聞きたくない。
…先生フローリングに落としちゃおうかな。
「俺が先約なのに、他の男と寝てる女ってどう思いますか!」
「せんせ」
嫌だ。
やめて。
聞きたくない。
「あれはマジで笑ったわー…見せつけてんのかな?嫉妬させたいとか?」
「先生!」
「もう十分すぎるほど狂ってんだけどなー…」