星の向こうできみを待っている。


『…うぅ…っ…』


突如、あたしを襲ったのは激しい痛み。おまけに、涙で視界がにじんで。



苦しいなか思うことは“誰か助けて”という願望じゃなくて、“どうしてあたしが生きているの”という疑問だった。


お母さんは病気じゃなかった。

病気なのはあたし。

それなのに、どうして元気なお母さんが死なないといけなかったの?

どうして病気を持って生まれてきた、死んでもいいあたしが生きているの?


…こんなのおかしいよ。


このまま死んだらお母さんに会いに行けるのかな。

お星さまになって、お母さんに“ごめんなさい”って言えるのかな…。
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