星の向こうできみを待っている。




重たい瞼を開けると、白い天井が視界に入った。


口元には人工呼吸器。


腕には点滴。


たくさんの管がつけられた体。


頭の方からは機械音。


…なんで生きてるの?


思わず、ため息。


本気で死にたかった。


もう、死んで終わりにしたかった。


死んで、お母さんに謝りたかった。


許してもらえなくても、あたしが犯した罪を償いたかった。



『目、覚めた?』


ボロボロの心に嫌なほど響く、看護師さんの優しい声。あれだけ泣いたのに、また、涙が溜まる。動かせない体のせいで拭うことさえできず、髪の間を止めどなく流れるだけ。
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