星の向こうできみを待っている。

『病気で亡くなったことにすれば、誰も傷つかずに済むと思ったんだ。希愛を守って亡くなったなんて知ったら、自分を責めるだろ?』


『そんなの当たり前じゃん。あたしがお母さんを殺した。あたしが生きたせいでお母さんが亡くなった。それなのに、自分を責めるなって言うの!?』


こんなあたしのことを本当に想ってる?

恨んでるの間違いでしょ?


大切な人の命を奪った犯人が、今、2人の目の前にいる。

それなのに、どうしてそう平然としていられるの?


もう、意味分かんないよ……。

2人が何を考えているのかも、どうしてあたしを責めないのかも。




『もう、終わりにしよ…。全部話してよ…。本当のこと、知りたいの』



これ以上誤魔化さないで。

もしも真実を全部知って、この関係が壊れてしまうならそれでいい。

どうせあたし、死んじゃうもん。

長くない命。

あと、数年の付き合いじゃん。

嫌いなら嫌いでいいから。
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