恋する剣士
とある屋敷の天井に入るように身振りで指示
そして、明もその屋敷に入る



「くそぉっ!!この役立たずがっ!!!」


天井から、明が蹴られるのを山崎が見守る


「お前が浪士組に潜入出来てりゃ
向こうの動きがわかるのによ!!!」

「…すみません」


明が男から、書状を抜き取るのを見逃さなかった

一旦、男が部屋を出る
その隙に天井の山崎に書状を渡した


すぐに戻って来た男が、明を疑う


「書状を知らぬか!?」

「え?書状?」

とぼける明を男が蹴り上げる




山崎は、助けたい気持ちを堪え
受け取った書状を土方へ


山崎の報告を受け


「アキラ君を助けに行こう!」


近藤が立ち上がった

その後に続き、皆が立ち上がる



すでに、夕暮れ



皆の足が急ぐ




踏み込んだ屋敷で、数名を捕縛した

山崎から聞いた明がいる部屋を目指し急ぐ


たどり着いた部屋では


「速かったね」




明が庭から夕焼けを眺めていた













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