恋する剣士
芹沢派と近藤派が、ぎくしゃくしたまま
新選組として、初めての宴
芹沢の振る舞いに、女たちが怯え
酌を拒んだ
それに激高した芹沢が、持っていた鉄扇を振り上げた
「やめろ!!! 芹沢さん!!!」
近藤が止めに入るが
「命を貰わぬ限り、許すことは出来ぬ!!!
新選組筆頭局長である俺に、恥をかかせたのだ!!!」
芹沢の怒りは、おさまらず大声が響き渡る
「番頭はん呼んできます!!!」
宴どころではない大騒ぎになってしまった
引くに引けない芹沢を落ち着かせる為に
土方が立ち上がった
女の長い髪の結び目の上をザクリと切り落とした
「きゃあー!!!髪が… 酷い… うっうわぁぁ!!!」
女が派手に泣き崩れる
「命とりゃあいいんだろ?」
芹沢が目を細め、口角を上げた
「…髪は、女の命か、まぁ、いいだろう」
芹沢は、落ち着いた
土方は、女に目をやる
ーーーさて、こいつはどぉすっかなぁ…
新選組として、初めての宴
芹沢の振る舞いに、女たちが怯え
酌を拒んだ
それに激高した芹沢が、持っていた鉄扇を振り上げた
「やめろ!!! 芹沢さん!!!」
近藤が止めに入るが
「命を貰わぬ限り、許すことは出来ぬ!!!
新選組筆頭局長である俺に、恥をかかせたのだ!!!」
芹沢の怒りは、おさまらず大声が響き渡る
「番頭はん呼んできます!!!」
宴どころではない大騒ぎになってしまった
引くに引けない芹沢を落ち着かせる為に
土方が立ち上がった
女の長い髪の結び目の上をザクリと切り落とした
「きゃあー!!!髪が… 酷い… うっうわぁぁ!!!」
女が派手に泣き崩れる
「命とりゃあいいんだろ?」
芹沢が目を細め、口角を上げた
「…髪は、女の命か、まぁ、いいだろう」
芹沢は、落ち着いた
土方は、女に目をやる
ーーーさて、こいつはどぉすっかなぁ…