恋する剣士
*  *  *  1ヶ月後



新選組が活躍する度に、良い評判が上がるが
芹沢派の悪評が高く

近藤派だけでなく、会津藩も困り果てていた



「どんなに良いことをしようとも
この京で我らは、悪人ということだ…」


「芹沢派を放っておけねぇ!!!」


「そうだ!!
隊士にも悪影響だ!!」


「うむ、もう一度、話をしよう!!」


芹沢と酒の席で語ろうということになり

その夜


宴が披かれた



店に入ると丁度、雨が振り出した


「ついてるな」


今夜の話し合いが上手くいく
そんな予感がした土方がニヤリと笑う


土方の勘を信じている


彼らも、上手くいく気がしてきた






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