恋する剣士

芹沢の葬儀も終わり、数日

近藤派が、集まって話をしてしる時


「あの…　お客様をお連れしました」


平隊士が連れて来たのは、明
そして、桂だった


「……誰でも簡単に通すんじゃねえよ」



土方がギロリと睨めば



「ひぃーーーー！！！申し訳ございません！！！」




わたわたと怯えて逃げて行く



近藤が桂に微笑む


「座ってくれ！　急な訪問だな？　いかがした」

桂が座り、明を見る

「座らないのか？」

「庭を眺めてくる」

「クスッ　アキラに聞かれて困る話などしないさ
ここにいなさい　勝手にうろついたら、彼らも困るだろ」

「でも…　つまらない話をするんだろ」

「つまらない話かもしれないが、アキラにも聞かせたい」