俺の同僚曰く、世界平和はどんちゃん騒ぎと笑顔でできている「上」
緞帳がゆっくりと下がり、暗かった客席に明かりが戻っていく。
俺たちは明かりがつくとすぐにオーナーの息子に連れられ、舞台そでにやって来た。
「すごい!こんな風になってるんだ〜」
そう言いはしゃぐリリーに、「うるさいぞ!」と言い黙らせた。
「小町、何かいい言葉はないか?何も思い浮かばないんだ」
舞台の上で何かを話さなければならないのに、緊張して言葉が出てこない。困った俺は小町に訊ねた。
「……そうですね。世界平和対策本部が望む未来のことや、それに向けての対策、リーバスさんが異国の文化などに触れて感じたことなどをお話されたらどうですか?」
小町は少し考えてから、的確なアドバイスをくれた。
小町はやはり頼りがいがある。
「ありがとう」
俺は安心して微笑む。
「世界平和対策本部の皆さん、準備は大丈夫ですか?」
オーナーの息子が俺たちに声をかける。
「いつだって俺は大丈夫だ!」
アレックスがポーズを決めながら言った。クスクスと何人かが笑う。
「えっと…みんな大丈夫だと思います」
ジャックがみんなの顔を見渡しながら言う。