俺の同僚曰く、世界平和はどんちゃん騒ぎと笑顔でできている「上」
馬車まで走り、リリーが「早く馬車を出して!」と御者に叫んだ。

「×××××××××××!!」

「××××××!×××××××××!」

「×××××××××××××××××!」

ラス語で叫びながら、亡者たちが走ってくる。御者は怯えながら馬車を走らせ、何とか逃げることはできた。

「…一体、何だったんだ?」

馬車の背もたれに体を預けると、どっと疲れが押し寄せてきた。

「……ごめんなさい……」

小さな声で目の前に座るリリーが呟いた。

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…」

取り憑かれたように呟き続けるリリーの目から、大粒の涙があふれ流れ出す。それは滝のように流れ続け、止まることはない。

「リリー、気にする必要はない。お前は何も悪いことなどしていないんだ」

俺はリリーの隣に座り、震えるリリーの体をさする。

しかし、リリーの呼吸は早まり過呼吸を起こしてしまった。
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