優大くんの言動はマシュマロみたいに甘くて軽い。
「頑張る……。俺、絶対に蕾に捨てられないように良い男になるわ」
「もう良い男だとおもうよ!」
驚いてそういうと、朝の誰のいない教室だからと眼鏡を外そうとしてきた。
テスト前だよってやんわり断ったけど、お互い耳まで真っ赤になって、勉強どころじゃないほど照れてしまったのだった。
「でも納得できんな」
「何が?」
「せっかく表紙を、『彼女に描いてもらいました』って変えたのに、批判レビュー以外、感想がねえんだよ。すごくね? 俺の彼女すごくね? ってもっと感想が欲しかった」
「……テスト範囲の見直しするよ」
マシュマロのように朝から軽い。その軽い言動は変わらない様子だ。
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