【甘すぎ危険】エリート外科医と極上ふたり暮らし
真澄さんの腕の中で知らないとブルブル大きく頭を振る。
「真司だって、お前のこと気に入ってたんだからな」
「ししし、真司って。たたたたたっ、田所先生もぉーーー!?」
嘘でしょ。まさか田所先生までとは……。
それならそうと、もっと早く言ってくれれば──って、違うし!
「でも誰にも、告白的なこと言われたことない、けど」
「当たり前だ。俺が寸前で阻止した」
「そ、し?」
恐ろしい言葉が頭上から聞こえてきて、恐る恐る顔を上げた。片方の口角を上げてほくそ笑む真澄さんと目が合い、何も言わず顔を元の位置に戻した。
「心配するな。お前には愛する恋人がいる、そう言っただけだからな。まあ真司には、俺の女だから手を出すなと、釘を刺しておいたが」
「はぁ、俺の女……」
次から次へとすごい言葉が出てきて、頭の中はパンク寸前。少し落ち着こうと息を大きく吸うと、それをゆっくり吐き出した。
と、肝心なことを忘れていたことに気づく。
「真澄さん、誕生日!」
そうだ、プレゼントの話をしてたんだった。
「そうだな」
ふっと甘い声を出す真澄さんが、抱きしめているわたしの背中を撫でる。その気持ちよさに体の力を抜き、身を預けた。