【甘すぎ危険】エリート外科医と極上ふたり暮らし
「俺から目を逸らすなんて許さない」
「そ、そう言われても……」
困ると言おうとした唇が、わたしに覆いかぶさってきた真澄さんの熱い唇で塞がれる。そしてわたしの両の手を掴み頭上に縫い止め、耳朶から頬へ唇を這わすと、それがもう一度唇へと戻ってきた。
軽く触れた唇がすぐに離れた。
「口……」
「え?」
と問いかけようと開いた口を真澄さんは塞ぎ、温かく柔らかな舌が差し込む。歯列を舐め上顎や舌の付け根をなぞられる度に、体の力が抜けていった。
「んっ……」
どこから出たのかわからない艶っぽい自分の声に、恥ずかしさから涙が出そうだ。
「どうした?」
至近距離で見つめられ、そっと視線を逸す。
「……は、恥ずかしくて」
掴まれていた腕が解かれ、急いで顔を隠した。でもそんなことすら真澄さんはお見通しのようで、すぐに外されてしまう。
「恥ずかしいのはわかるが、今からもっと恥ずかしいことをするんじゃないのか?」
そう言いながら真澄さんはわたしの頭を撫で、頬にキスをした。
「それは、そうですけど……こ、声が」
「声?」
一瞬なんのことだと眉根を寄せた真澄さんだったが、その意味がわかったのか「ああ」とひと言呟くとわたしの両頬を包み込む。