王様生徒会長と最弱ヒーロー

葉瑠「ううん。小さい頃の
青柳くんはいつも私の事を助けてくれた。
私、小学生の頃から
ずっといじめられててさ。
靴を隠された時。
青柳くんが探し出してきてくれた。
同級生に殴られた時。
青柳くんが殴り返してくれた。
トイレで水をかけられた時。
青柳くんが大きなタオルを
持ってきてくれた。
青柳くんは、いじめなんて
する人じゃなかった。」

承「どうして、青柳くんは
変わってしまったの?」

葉瑠「...正当防衛だった。」

壮吾「正当防衛?」

葉瑠「小学5年生の秋。
別のいじめられてた子の事を
青柳くんが助けた時
近くを通りかかった警察が
青柳くんがいじめてた相手を
殴る所を目撃した。青柳くんは言った。
これは正当防衛だ!...だけど
いじめてた相手のお父さんが
警察の偉い人だったらしくて
一方的に青柳くんのせいにされたんだ。」

承「そんな事があったんだ。」
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