Jelly
「ねえ神長、お前は安藤さんが全然悪くないって言いたいの?」
「いや、俺が言いたいのはそこじゃない」
「だってわかんねーよ。やっぱ仕事には役割があるじゃない? 俺らエンジニアの仕事はシステムの設計と製造だし、そこはちゃんとやってきてる。
それなのに、安藤さんは自分のやるべき仕事が出来てないわけだろ? プロジェクト上手くやるなら、問題点を見つけて直さなきゃだめだよね。……だったらそれはやっぱりさあ」
「最悪な結論だな」
「そんなこと言われても、考えるほどにそこにしか到達しないし」
「よかったな、安藤さんが良くできた人で」
「はあ?」
「もし安藤さんが優月と同じものの見方をする人間だったら、エンジニア全員が無能にしか見えてないってことになる。でもあの人はそうじゃないから悩んでる」
言われて少しどきっとした。
「いや、俺が言いたいのはそこじゃない」
「だってわかんねーよ。やっぱ仕事には役割があるじゃない? 俺らエンジニアの仕事はシステムの設計と製造だし、そこはちゃんとやってきてる。
それなのに、安藤さんは自分のやるべき仕事が出来てないわけだろ? プロジェクト上手くやるなら、問題点を見つけて直さなきゃだめだよね。……だったらそれはやっぱりさあ」
「最悪な結論だな」
「そんなこと言われても、考えるほどにそこにしか到達しないし」
「よかったな、安藤さんが良くできた人で」
「はあ?」
「もし安藤さんが優月と同じものの見方をする人間だったら、エンジニア全員が無能にしか見えてないってことになる。でもあの人はそうじゃないから悩んでる」
言われて少しどきっとした。