【最愛婚シリーズ】クールな御曹司の過剰な求愛
出来上がったコーヒーをとっておきのカップに注いで、神永さんのところへ持っていく。
「いいにおいだ。ありがとう」
彼はひとくち飲むと「おいしい」と言ってくれ、ソーサーに戻した。
「ところで、これ書いてもらえる?」
神永さんは脱いでソファの背にかけてあったスーツの内ポケットから、一枚の紙を取り出した。
「結婚式の……申込書?」
「そう。俺と君の」
「そうですか、え? わた、わたし?」
自分を指さすわたしに向かって、神永さんは「あたりまえだろう」と笑っている。
「冗談……ですよね?」
「いや、さっきも言ったけど結婚を前提につき合いたいと思ってる。それくらい真剣なんだ。だからここ見てくれる?」
彼が指さしたのは、申込書にある日付の欄だ。
そこには一年後の日付が書かれている。
「すぐに結婚だなんていうと、びっくりすると思う。だから一年真剣に俺と向き合ってみて、それでも結婚してもいいと思えるなら、印鑑を押して。それまでは君が預かってくれればいいから」
わたしの気持ちを考えてくれて、こういう結論を出してくれたのだ。彼の思いの深さに胸が震えた。
「いいにおいだ。ありがとう」
彼はひとくち飲むと「おいしい」と言ってくれ、ソーサーに戻した。
「ところで、これ書いてもらえる?」
神永さんは脱いでソファの背にかけてあったスーツの内ポケットから、一枚の紙を取り出した。
「結婚式の……申込書?」
「そう。俺と君の」
「そうですか、え? わた、わたし?」
自分を指さすわたしに向かって、神永さんは「あたりまえだろう」と笑っている。
「冗談……ですよね?」
「いや、さっきも言ったけど結婚を前提につき合いたいと思ってる。それくらい真剣なんだ。だからここ見てくれる?」
彼が指さしたのは、申込書にある日付の欄だ。
そこには一年後の日付が書かれている。
「すぐに結婚だなんていうと、びっくりすると思う。だから一年真剣に俺と向き合ってみて、それでも結婚してもいいと思えるなら、印鑑を押して。それまでは君が預かってくれればいいから」
わたしの気持ちを考えてくれて、こういう結論を出してくれたのだ。彼の思いの深さに胸が震えた。