家庭訪問は恋の始まり
「じゃあ、スマホにでも貼っておこうかな。」
と瀬崎さんは、スマホをポケットから出して、本当にかわいいイチゴドーナツのシールを貼った。
「え!? いいんですか?
イチゴドーナツですよ?」
私が驚いて聞くと、
「夕凪にもらったご褒美、どこに貼っても
いいんでしょ?」
とシールを貼ったスマホを見せてくれる。
「いいですけど、社長さんのスマホにピンクの
イチゴドーナツのシールが貼ってあったら、
取引先の人とか、驚きません?」
「そしたら、会話のいいきっかけになるから、
いいんだよ。」
「そういうものなの?」
「うん。
『かわいいですね』とか『どうしたんですか』
って聞かれたら、
『いいでしょう?
好きな女性にもらったんです』
って答えるだけで、会話が盛り上がるでしょ?」
す、好きな女性って…
私はまた、シャンパンを飲む。
と瀬崎さんは、スマホをポケットから出して、本当にかわいいイチゴドーナツのシールを貼った。
「え!? いいんですか?
イチゴドーナツですよ?」
私が驚いて聞くと、
「夕凪にもらったご褒美、どこに貼っても
いいんでしょ?」
とシールを貼ったスマホを見せてくれる。
「いいですけど、社長さんのスマホにピンクの
イチゴドーナツのシールが貼ってあったら、
取引先の人とか、驚きません?」
「そしたら、会話のいいきっかけになるから、
いいんだよ。」
「そういうものなの?」
「うん。
『かわいいですね』とか『どうしたんですか』
って聞かれたら、
『いいでしょう?
好きな女性にもらったんです』
って答えるだけで、会話が盛り上がるでしょ?」
す、好きな女性って…
私はまた、シャンパンを飲む。