仮面夫婦~御曹司は愛しい妻を溺愛したい~
他、数枚の領収書はパーキングのものだったりで手がかりになりそうなものは無かった。
「ここに大切なものを置いてる訳がないか……」
諦めて部屋を出ようとするも、乱雑な室内が気になった。
いくら千夜子の件で不快な空間でも美琴はこの専業主婦で掃除は義務だ。
一希のベッドに触れるのはどうしても嫌だけれど、床に掃除機をかけ換気するくらいはしようと思った。
取り合えず、床に落ちた服や本を拾い上げる。
その時、部屋の隅に封筒が落ちていることに気が付いた。
なんだろうと拾い上げる。封筒には【牧之原病院】と印刷されている。
聞き覚えのない病院だった。
「一希が通っているの?」
体調が悪いのだろうか。
以前、往診に来て貰った時の医師はとくに何も言っていなかったけれど。
封筒にはしっかりと封がしてあるので、中身は確認できない。
けれど、美琴との結婚生活や千夜子との件で関わりがあるとも思えないので、サイドテーブルに置く。
他にはとくに何も見つからなかったので、部屋を簡単に掃除して、換気をした。
ベッドだけはそのままにしておいた。
「ここに大切なものを置いてる訳がないか……」
諦めて部屋を出ようとするも、乱雑な室内が気になった。
いくら千夜子の件で不快な空間でも美琴はこの専業主婦で掃除は義務だ。
一希のベッドに触れるのはどうしても嫌だけれど、床に掃除機をかけ換気するくらいはしようと思った。
取り合えず、床に落ちた服や本を拾い上げる。
その時、部屋の隅に封筒が落ちていることに気が付いた。
なんだろうと拾い上げる。封筒には【牧之原病院】と印刷されている。
聞き覚えのない病院だった。
「一希が通っているの?」
体調が悪いのだろうか。
以前、往診に来て貰った時の医師はとくに何も言っていなかったけれど。
封筒にはしっかりと封がしてあるので、中身は確認できない。
けれど、美琴との結婚生活や千夜子との件で関わりがあるとも思えないので、サイドテーブルに置く。
他にはとくに何も見つからなかったので、部屋を簡単に掃除して、換気をした。
ベッドだけはそのままにしておいた。