誰からも愛されない・・その後

「あっ、いたいたっ、親父!!」
と、尊。
後ろに雫もいる。
「どうしたの?」
と、忍。
尊は、忍の耳に
「母さんが、男の人に・・・」
と、言うと
血相を変えて走っていった

“道を訊ねられていたよ”
と、言いたかったのに
あはは・・・うける・・と、尊。



てか、この人達なんなの?
と、尊が思っていると‥‥‥‥

雫は、兄が何を父に言ったのか
想像が付き呆れて
「知らないよ。」と。
尊は、肩をあげて笑っていた。

すると・・
「えっ、社長のお子さん?
すっごい、イケメンと凄く可愛い。」
と、騒いでいた。

その人達の中の一人が
「社長は、どちらに?」
と、言う
カラコン?つけま?まばたきするのも
重そうな目で見られてもな・・・

はぁっ・・・
「あのさ、あんた達
親父は、プライベートで来てるんだよ。
普通、そっとしておくか
挨拶するぐらいじゃないの?」
と、尊が女性達を一瞥して言ってると

晃が走ってきて雫に抱きついた。
「晃、おトイレは?」と、雫。
「行ってきたよ。」と、晃。
「お利口さん。」
と、言いながら晃の頭を撫で
「ママは?」と、訊くと
「パパに捕まっていたから置いてきた。」
と、晃。
「クスクスっ、やっぱり」
と、雫が笑っていると
「ほら、雫も晃も行くよ。」
と、尊がいい
「「はいはい。はぁ〰️い。」」
と、雫と晃、
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