残念な王子とお節介な姫
腹一杯になった俺たちは、せっかく買ったデザートが入らなくなった。

「デザートやなくて、おやつにしましょか。」

姫が言った。

「ああ、そうだな。
でも、それまでどうする?
暑いけど、腹ごなしに散歩でも行くか?」

「ええ!?
今日、30度超えてますよ!?」

「だよなぁ。
腹苦しいし、昼寝でもしたい気分だな。」

俺がそう言うと、

「いいですよ?
横になって楽にしててください。」

と姫はあっさりと言った。

初めて来た家で、横になるなんて失礼だとは思ったが、姫が、

「遠慮せんといてください。
うちもお腹苦しゅうて、横になりたい気分
なんです。」

って言うから、そのままセンターラグの上で横にならせてもらった。

すると姫も並んで横になる。
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