残念な王子とお節介な姫

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夜になり、ようやく荷物が届いた。

俺たちは、荷ほどきは明日にして、眠る事にした。

結に先にシャワーを浴びさせ、その後、俺も浴室に向かう。

だけど、俺が部屋に戻ると、結は既に夢の中で…


だから、俺は、結の額に優しくキスをする。



「おやすみ」も言えなかったな…



結、おやすみ。

愛してる。

結が、誰を思ってても、
俺は変わらず結を愛してる。
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