Take me out~私を籠から出すのは強引部長?~
【ごめん。
夕飯、一緒にできなくなった】

【あと急用ができたらから、明日の朝一で帰る。
高鷹部長にすみませんって伝えてくれる?】

「もういいでしょ」

「あっ」

既読が付くかなんて確認しないうちに、また携帯を奪われた。
しかも、電源まで落としてしまう。

「僕といる間は愛乃に携帯なんて必要ないからね」

「……うん」

春熙は本気で言っているんだろうか。
だとしたら……怖い。


夕食はルームサービスを取ってくれた。

「式は調整してなるべく早く挙げるけど。
入籍したら夫婦だもんね。
新居、どうしよう?
しばらくは僕の部屋で一緒に暮らすようになってたけど、思い切ってマンションでも買おうか」
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