Take me out~私を籠から出すのは強引部長?~
「……ああ」

ようやく彼は、納得したのか頷いた。

シャワーを借りて身体を洗う。
浴室は観葉植物なんか置いてあって、やっぱりおしゃれだ。

「あ、高鷹部長、私が初めてって知らない、かも」

ずっと婚約者がいて、しかも春熙はあんなことまで言っていたのだ。
可能性としては、高い。

それに……。

「重いって思われたらどうしよう……」

春熙が私のせいで二十八歳ドーテイって、酷く重かったのだ。
三十五歳の男性が二十四歳の処女を抱くって……やっぱり重くないのかな。

一気に気分が萎えていく。
せっかくさっき、あんなに幸せだったのに。

借りたバスローブは裾がぞろびいて歩きにくい。
でもいまは、そんなことはたいした問題ではなかった。

「やっぱり大きいな」
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