『One more Love♡』
「じゃぁ,そういうワケだから…キャンセルの件お願いね。後………」
慎さんは,テキパキと結婚式場…ウェディングプランナーさんとも話をつけてくれた。
慎さんは電話を切ると,優しくあたしに微笑み掛けてくれた。
「後のことは,プランナーさんに任せましょう」
「……ハイ…迷惑掛けて…すみません」
「迷惑だなんて,そんな事ないわよ。ココちゃん,顔上げなさい」
慎さんに,顔を上げる様に言われたが,上げる事が出来ないで俯いたままで居ると,指で顎を上に持ち上げられた。
「………ッ」
「もう泣かないの。せっかくの可愛い顔が台無しよ?」
「しっ,慎さぁ~ん…」
「ほらぁ~泣くから,メイクも崩れちゃってるわよ。」
「……ャっ…」
メイクの崩れた顔を見られたくなくて,俯こうとしたが,
〝下向いたらダァ~メ!!〟っと,慎さんに下向く事を許してもらえなかった。
「ココちゃんはさぁ~さっきまでしてた様なメイクが好きのかしら?」
「…はい。目をパッチリと可愛く大きく見せたくて…。」
「なるほどね。ならこうした方がいいんじゃないかしら?」
慎さんは,あたしの好みのメイクを聞くとメイク崩れしたあたしの顔を,素早く直してくれたのだ。
「後は…このグロスを付けて…っと。はい。鏡で確認して見て」
『ニコッ』と笑いながら鏡を差し出され,受け取って覗き込んでみると,
「…えっ…だ…れ?」
「…((クスッ
誰…って…ココちゃんに決まってるじゃない」
「こ,コレが…あたし?!」
「そよ~。女の子はね,メイク1つで印象がかわっちゃうモノなのよ。泣くだけ泣いたら,また新たな一歩を踏み出せばいいの。メイク1つ変えるだけでも,新たな気分に生まれ変わるでしょ?」
慎さんは,使ったメイク道具の手入れをしながら,そうあたしに言う。
「…ですね。いつまでもクヨクヨしてるワケにもいかないし,慎さんのしてくれたメイクで,新たな一歩に踏み出します」
あたしが,笑顔でそう言い放つと,慎さんも微笑み返してくれたのだ。
「メイク…直して貰えて良かった。あのままだと,どこにも行けないトコロでした」
あたしが苦笑いしながらそう呟くと,
「あら?この後,どこかに行く予定だったの?」
「……はい。ケータイショップと,不動産屋に相談をしに…」
「ケータイショップと不動産屋?」
あたしは,「コクン」っと頷いた。
慎さんは,テキパキと結婚式場…ウェディングプランナーさんとも話をつけてくれた。
慎さんは電話を切ると,優しくあたしに微笑み掛けてくれた。
「後のことは,プランナーさんに任せましょう」
「……ハイ…迷惑掛けて…すみません」
「迷惑だなんて,そんな事ないわよ。ココちゃん,顔上げなさい」
慎さんに,顔を上げる様に言われたが,上げる事が出来ないで俯いたままで居ると,指で顎を上に持ち上げられた。
「………ッ」
「もう泣かないの。せっかくの可愛い顔が台無しよ?」
「しっ,慎さぁ~ん…」
「ほらぁ~泣くから,メイクも崩れちゃってるわよ。」
「……ャっ…」
メイクの崩れた顔を見られたくなくて,俯こうとしたが,
〝下向いたらダァ~メ!!〟っと,慎さんに下向く事を許してもらえなかった。
「ココちゃんはさぁ~さっきまでしてた様なメイクが好きのかしら?」
「…はい。目をパッチリと可愛く大きく見せたくて…。」
「なるほどね。ならこうした方がいいんじゃないかしら?」
慎さんは,あたしの好みのメイクを聞くとメイク崩れしたあたしの顔を,素早く直してくれたのだ。
「後は…このグロスを付けて…っと。はい。鏡で確認して見て」
『ニコッ』と笑いながら鏡を差し出され,受け取って覗き込んでみると,
「…えっ…だ…れ?」
「…((クスッ
誰…って…ココちゃんに決まってるじゃない」
「こ,コレが…あたし?!」
「そよ~。女の子はね,メイク1つで印象がかわっちゃうモノなのよ。泣くだけ泣いたら,また新たな一歩を踏み出せばいいの。メイク1つ変えるだけでも,新たな気分に生まれ変わるでしょ?」
慎さんは,使ったメイク道具の手入れをしながら,そうあたしに言う。
「…ですね。いつまでもクヨクヨしてるワケにもいかないし,慎さんのしてくれたメイクで,新たな一歩に踏み出します」
あたしが,笑顔でそう言い放つと,慎さんも微笑み返してくれたのだ。
「メイク…直して貰えて良かった。あのままだと,どこにも行けないトコロでした」
あたしが苦笑いしながらそう呟くと,
「あら?この後,どこかに行く予定だったの?」
「……はい。ケータイショップと,不動産屋に相談をしに…」
「ケータイショップと不動産屋?」
あたしは,「コクン」っと頷いた。