『One more Love♡』
「………」
「郁翔…あんまり無理強いはしないで。気長に頼むよ」
「分かってるよ。それで?相談って何だよ?」
「ん…話する前に,この写メ見て」
「写メ?」
慎さんは,前に乃木さんに見せたあたしがしたネイルの写メを見せる。
「おお~。凄い繊細且つ丁寧なラメグラのジェルネイルだな。」
「でしょ?」
郁翔さんは,画像を念入りに見入る。
「あえ?パパのおつめ…きらきら。きれーね」
「んー?あ!!気付いてくれたの?ありがとう」
慎さんは,抱っこしてる璃桜くんに頬擦りをする。
「ココたんにしてもやったの?」
「そうよ~。パパのお爪ね,1つ割れかけてたの…それをココちゃんが補強してくれたのよ」
「しゅごいね♪」
璃桜くんは,慎さんに笑いながら話し掛ける。
「ちょっ,慎!爪見せろ!!」
郁翔さんは,璃桜くんを抱っこする慎さんの手を『グイッ』っと引っ張る。
「わっ!!?何すんのよ…いきなりっ!!璃桜落っことしちゃうところだったじゃない!!」
「あ…すまん…。璃桜も,大丈夫か?」
「………」
璃桜くんは,慎さんの首にしっかりと掴まったまま,相変わらず『プイッ』っとソッポ向く。
「で?爪がどうした…ってのよ?」
慎さんは,話を変えるかの様に振る。
「あ…そうだった…。」
郁翔さんは,慎さんの爪をじっくりと見る。
「なっ,このジェルネイルした子って…JNEC1級ネイリストだろ?」
「ど,どうして…そんな事は分かんの?」
「分かるさ。この技術は,間違いなくJNEC1級ネイリストだ。このネイルをした子がどうかしたのか?」
郁翔さんは,慎さんの顔を見て聞き返す。
「うん…。実はね…」
慎さんは,璃桜くんを片手で抱っこしたまま2階のリビングで話してた事を郁翔さんに話す。
「なるほどな…じゃぁ基本は,編集社の雑用の方のシフトになるって事だな」
「そそ。どかな?やっぱりそんなシフトの入り方じゃムリ?」
「………」
郁翔さんはしばらく無言で考え込む。
そんな時だった。
「パパおろちて!!」
「…?どしたの,璃桜?靴も履いてないからダメに決まってるでしょ?」
「いいかや,はやくおろちて!!」
慎さんは,抱っこしてた璃桜くんが暴れ出したので,仕方なく下へ下ろすと,サロンの中を走り出した。
「璃桜,サロンの中で走っちゃダメ!!」
慎さんがそう叫ぶのも聞かず,そのまま外へと繋がるドアへと向かう。
「ちょ…誰か,璃桜を止めて!!」
慎さんの言葉にスタッフが璃桜くんを止めようとするが,
触られる事すら嫌がり,捕まえる事が出来ないまま,璃桜くんは,外へと出てしまった。
「ココたん,ボクおいてどこいくの?」
「璃桜くんっ居た…良かった…」
「んゅ?」
あたしは,サロンのドアから出てきた璃桜くんに駆け寄り両膝を地面について強く抱き締めた。
「郁翔…あんまり無理強いはしないで。気長に頼むよ」
「分かってるよ。それで?相談って何だよ?」
「ん…話する前に,この写メ見て」
「写メ?」
慎さんは,前に乃木さんに見せたあたしがしたネイルの写メを見せる。
「おお~。凄い繊細且つ丁寧なラメグラのジェルネイルだな。」
「でしょ?」
郁翔さんは,画像を念入りに見入る。
「あえ?パパのおつめ…きらきら。きれーね」
「んー?あ!!気付いてくれたの?ありがとう」
慎さんは,抱っこしてる璃桜くんに頬擦りをする。
「ココたんにしてもやったの?」
「そうよ~。パパのお爪ね,1つ割れかけてたの…それをココちゃんが補強してくれたのよ」
「しゅごいね♪」
璃桜くんは,慎さんに笑いながら話し掛ける。
「ちょっ,慎!爪見せろ!!」
郁翔さんは,璃桜くんを抱っこする慎さんの手を『グイッ』っと引っ張る。
「わっ!!?何すんのよ…いきなりっ!!璃桜落っことしちゃうところだったじゃない!!」
「あ…すまん…。璃桜も,大丈夫か?」
「………」
璃桜くんは,慎さんの首にしっかりと掴まったまま,相変わらず『プイッ』っとソッポ向く。
「で?爪がどうした…ってのよ?」
慎さんは,話を変えるかの様に振る。
「あ…そうだった…。」
郁翔さんは,慎さんの爪をじっくりと見る。
「なっ,このジェルネイルした子って…JNEC1級ネイリストだろ?」
「ど,どうして…そんな事は分かんの?」
「分かるさ。この技術は,間違いなくJNEC1級ネイリストだ。このネイルをした子がどうかしたのか?」
郁翔さんは,慎さんの顔を見て聞き返す。
「うん…。実はね…」
慎さんは,璃桜くんを片手で抱っこしたまま2階のリビングで話してた事を郁翔さんに話す。
「なるほどな…じゃぁ基本は,編集社の雑用の方のシフトになるって事だな」
「そそ。どかな?やっぱりそんなシフトの入り方じゃムリ?」
「………」
郁翔さんはしばらく無言で考え込む。
そんな時だった。
「パパおろちて!!」
「…?どしたの,璃桜?靴も履いてないからダメに決まってるでしょ?」
「いいかや,はやくおろちて!!」
慎さんは,抱っこしてた璃桜くんが暴れ出したので,仕方なく下へ下ろすと,サロンの中を走り出した。
「璃桜,サロンの中で走っちゃダメ!!」
慎さんがそう叫ぶのも聞かず,そのまま外へと繋がるドアへと向かう。
「ちょ…誰か,璃桜を止めて!!」
慎さんの言葉にスタッフが璃桜くんを止めようとするが,
触られる事すら嫌がり,捕まえる事が出来ないまま,璃桜くんは,外へと出てしまった。
「ココたん,ボクおいてどこいくの?」
「璃桜くんっ居た…良かった…」
「んゅ?」
あたしは,サロンのドアから出てきた璃桜くんに駆け寄り両膝を地面について強く抱き締めた。