獣な彼の目覚める独占欲~エリート准教授に熱い夜を教えられました~
ファイサルさんがいなかったら、自分の気持ちに気づくのにもう少し時間がかかったかもしれない。
彼に背中を押してもらった気がする。
そもそも私を手に入れる気なんてなかったんじゃないかな。
それに、自分がどれだけ鷹臣君に大事にされているかわかった。
あんな息せき切って私のところに来てくれた。
オールマンに絡まれた時は、鷹臣君はもっと冷静だったと思う。
でも、昨日の彼は凄く必死だった。
あんな熱い鷹臣君見たのは初めてだ。
私……愛されてる。
シャワーをサッと浴びれば、彼が手配してくれたのか棚に新しい服と下着が用意されていた。
ブラのサイズが私が普段つけているのと同じサイズで、なんとも言えない気持ちになる。
初めて一緒にホテルに泊まった時には、下着のサイズ見られちゃったかなあ。
もう私のことで彼が知らないことはない気がする。
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