獣な彼の目覚める独占欲~エリート准教授に熱い夜を教えられました~
すでにテーブルには寿司桶や小皿が並んでる。
私が鷹臣君の横に腰を下ろすと、悟は私の隣りに座った。
母が赤だしのみそ汁をテーブルに出して父の隣の席に着き、みんなで頂きますをして食べ始めた。
「このうにめちゃ美味い」
悟がニンマリする。
「鷹臣君も早く食べないと、悟が高級ネタ全部食べちゃうよ」
私がそうアドバイスしたら、鷹臣君は柔らかな笑みを浮かべた。
「悟は今育ち盛りだからね。大丈夫、足りなくなったら、追加で頼めばいいし。そのくらい俺も出すよ。今日は鈴音の卒業祝いだしね」
「ほら、鷹臣さんもそう言ってるし、たらふく食べよ」
そう言いながら、中トロを二貫頬張る悟。
「……あんた、豚になるよ」
弟に突っ込みを入れながら私もお寿司を口にする。
いつものうちの食卓だ。
ワイワイ言いながら食べていたけど、突然鷹臣君が箸をおいた。
ん?
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