夢原夫婦のヒミツ
珍しくイジワルな顔をして言う大和さん。だけど私も負けじと「はい」と返事をした。

すると大和さんは私を抱き抱え、部屋の中へ戻っていく。

もう何度も大和さんと甘い時間を過ごしてきたのに、いまだに慣れない。

「愛実……」

私を見つめる大和さんは妖艶で、いつもより魅力的。ドキドキし過ぎて心臓が壊れてしまいそう。

優しく抱かれて迎えた朝は、幸せでいっぱい。

いつか私たちの間に子供が生まれたら、私と大和さんの出会いから、結婚するまでのことを聞かせたい。

そしてどれだけ私が大和さんを愛しているのかを――。

そんな未来はそう遠くないはず。
                              END
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