夢原夫婦のヒミツ
そこには、あなたの手紙のおかげで私は前に進めていること、これからも強く生きていきたいということを綴った。
そしてちょっぴり返事がくる期待を込めて、自分の名前と住所も添えて。
すると大和さんは、返事をくれたんだ。そこから私たちのやり取りがはじまった。
今のところ、知っているのは彼の名前と年齢、それと誕生日くらい。
お互いのことを『大和さん』『愛実ちゃん』と呼び合い、二週間に一度のペースで手紙のやり取りを続けている。
――と言っても、一方的に私が大和さんに学校のことや、進路のこと、友達のことなどを話していて、彼はそれに答えてくれているだけだけど。
でもひとつひとつの話に、ちゃんと答えてくれている。それに私のことを応援してくれる。
「どんな人なんだろう」
手紙のやり取りをはじめてまだ間もないけど、手紙からは誠実さが伝わってくる。
あ、それに絶対優しい人! 私より七歳も年上だから、きっと大人の男性で笑顔が素敵な人なんじゃないかな?
そしてちょっぴり返事がくる期待を込めて、自分の名前と住所も添えて。
すると大和さんは、返事をくれたんだ。そこから私たちのやり取りがはじまった。
今のところ、知っているのは彼の名前と年齢、それと誕生日くらい。
お互いのことを『大和さん』『愛実ちゃん』と呼び合い、二週間に一度のペースで手紙のやり取りを続けている。
――と言っても、一方的に私が大和さんに学校のことや、進路のこと、友達のことなどを話していて、彼はそれに答えてくれているだけだけど。
でもひとつひとつの話に、ちゃんと答えてくれている。それに私のことを応援してくれる。
「どんな人なんだろう」
手紙のやり取りをはじめてまだ間もないけど、手紙からは誠実さが伝わってくる。
あ、それに絶対優しい人! 私より七歳も年上だから、きっと大人の男性で笑顔が素敵な人なんじゃないかな?