mirage of story
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――――。

意識が途切れた瞬間に聞こえたのは、赤子の産声。






さぁ、今から君に会いに行くよ。

まっさらになった俺の意識の最初に飛び込んだのは、幸せそうに自分を覗く彼女と同じ水色の瞳。











そう。

俺はまた、この世界に生まれたんだ。










end.
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