社内溺甘コンプレックス ~俺様社長に拾われました~
「ああ、そうなんですね。それじゃなおさら、私は同席しない方がいいのでは……」
納得したのと同時に実感するのは、動画の反響の大きさだ。
あとになって見た自分の変身した姿は、たしかに別人みたいにきれいだったと思うけれど、ほかの人がどう見てくれたのかはわからなかった。
そこに映っていた私は、あくまで隙のないメイクをして完璧に装飾された『私』だった。それが『美人』なのかどうかというのは、主観では判断できない。
ただ褒めてくれる人は多いから、それなりに見られる姿にはなれていたのだろうと思う。
「あのときの私は別人なので、普段の私の姿でお会いしたらがっかりされてしまうかと」