いちごキャンディ×ブラックチョコレート
「依知子は何人きょうだい?」
「3人です。兄もいるので」
「へぇ。お兄さんもいるんだね。俺と一緒だ」
そう言えば、仁科さんがそんなことを言っていたような気がする。
汐理さんのお兄さんが大学の先輩だと。
「……汐理さんは何人なんですか?」
「俺も3人。5つ下に妹がいるんだ」
「妹いいですね」
「そうか?」
「私、妹欲しかったんです。小さい頃、クリスマスが来る度に妹が欲しい!ってお願いしてましたもん」
あの頃は本当に毎年のようにお願いをしていた。
やっと妹が出来る!と思ったら弟だった時は泣きながら両親に文句を言ったものだ。
それでも嬉しいことには変わりないので、よく一緒に遊んで回った。
それもあってか、依織は依波より私を頼ることが多い。
まあ、兄があんなやつだからと言うのもあるかもしれないが。
「可愛いなそれ」
「3人です。兄もいるので」
「へぇ。お兄さんもいるんだね。俺と一緒だ」
そう言えば、仁科さんがそんなことを言っていたような気がする。
汐理さんのお兄さんが大学の先輩だと。
「……汐理さんは何人なんですか?」
「俺も3人。5つ下に妹がいるんだ」
「妹いいですね」
「そうか?」
「私、妹欲しかったんです。小さい頃、クリスマスが来る度に妹が欲しい!ってお願いしてましたもん」
あの頃は本当に毎年のようにお願いをしていた。
やっと妹が出来る!と思ったら弟だった時は泣きながら両親に文句を言ったものだ。
それでも嬉しいことには変わりないので、よく一緒に遊んで回った。
それもあってか、依織は依波より私を頼ることが多い。
まあ、兄があんなやつだからと言うのもあるかもしれないが。
「可愛いなそれ」