いちごキャンディ×ブラックチョコレート
「そういえば楢本は電車だよな?まだある?」
「はい、大丈夫です」
時間は23時を回っていた。
とは言っても最寄り駅までそう遠くないので日付が変わる前には家に着くことが出来そうだ。
「槇さんは」
「俺は大丈夫」
槇さんも大丈夫ならよかった。
まさか仕事終わりに2人で食事に行くことになるとは思わなかったけど、なかなか楽しかった。
電子マネーのSuekaをカバンから取り出し、改札を通る。
槇さんも後ろからついてくるもんだと思っていたが、彼は改札を通らなかった。
「あれ?槇さん?」
忘れ物したのかな?
先に改札通っちゃったし、どうしよう。
「じゃあね。楢本」
「え?槇さんは?」
「俺、徒歩圏内なんだ」
「そうだったんですか!?すみません!わざわざここまで」
徒歩圏内なのにわざわざここまで来たということは。
まさかここまで私を送ってくれた?
終電の時間を気にしてくれたり、なんてスマートな人なんだ。
「はい、大丈夫です」
時間は23時を回っていた。
とは言っても最寄り駅までそう遠くないので日付が変わる前には家に着くことが出来そうだ。
「槇さんは」
「俺は大丈夫」
槇さんも大丈夫ならよかった。
まさか仕事終わりに2人で食事に行くことになるとは思わなかったけど、なかなか楽しかった。
電子マネーのSuekaをカバンから取り出し、改札を通る。
槇さんも後ろからついてくるもんだと思っていたが、彼は改札を通らなかった。
「あれ?槇さん?」
忘れ物したのかな?
先に改札通っちゃったし、どうしよう。
「じゃあね。楢本」
「え?槇さんは?」
「俺、徒歩圏内なんだ」
「そうだったんですか!?すみません!わざわざここまで」
徒歩圏内なのにわざわざここまで来たということは。
まさかここまで私を送ってくれた?
終電の時間を気にしてくれたり、なんてスマートな人なんだ。