お見合い婚 俺様外科医に嫁ぐことになりました

しっとりと色気をはらんだ瞳に吸い込まれそうだった。


「千花」


もはや名前を呼ばれるだけで、身体の奥が痺れる。


「修矢さん」


かろうじて呼び返したら、思いのほか声がかすれた。喉が渇きを訴えるように、修矢の愛を欲しているのかもしれない。
両手はベッドに縫いとめられるようにされ、指先が絡められる。これから訪れるふたりの時間を想像して胸が高鳴った。

千花の指先につい力が入ったとき、修矢が再び千花の唇を塞いだ。

さっきまでとは打って変わり、唇を強く吸われ、舌が激しく絡められる。呼吸すらする隙のない激しいキスに、千花は頭の中が真っ白になる。
いつの間にか下着が脱がされ、千花は一糸まとわぬ姿になっていた。

身体中に降るキスの雨。全身を這う指先。千花の唇からは間断なく甘い吐息が漏れたのだった。

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