年下御曹司の、甘い提案が聞きたくて。
「狭い所ですけど、どうぞお掛け下さい」
ソファを勧めると、母は慌てて飲み物の準備をしに行く。
私は輝に座って…と促し、自分も着ていたコートを脱いで、彼の隣に座ろうとした。
「姉ちゃん…」
キョトンとした顔つきで私の格好を見つめる郁。
その様子で言いたいことの分かった私は、「あの、これはね…」と説明を始めた。
私達は今朝、展望タワーを出てから輝が言うままに歩き、一軒のブランドショップへと足を運んだ。
そこはいつも輝のお母さんが利用しているセレクトショップらしく、彼は店員さんに頼んで私に似合う服を選び、ついでにヘアとメイクと靴も…とお願いしたんだ。
それは勿論、土井社長さんに会いに行く為の前準備。
多分、見た目だけでも自分の装いに合わせようと思ったらしい彼が、一式揃えてくれたのはいいんだけれど……。
「へぇー、馬子にも衣装だな」
なんか違う感じがする…と茶化す郁。
それについては私も反論のしようがなくて、困った様子で輝に視線を流した。
「なあに?どうしたの?」
ソファを勧めると、母は慌てて飲み物の準備をしに行く。
私は輝に座って…と促し、自分も着ていたコートを脱いで、彼の隣に座ろうとした。
「姉ちゃん…」
キョトンとした顔つきで私の格好を見つめる郁。
その様子で言いたいことの分かった私は、「あの、これはね…」と説明を始めた。
私達は今朝、展望タワーを出てから輝が言うままに歩き、一軒のブランドショップへと足を運んだ。
そこはいつも輝のお母さんが利用しているセレクトショップらしく、彼は店員さんに頼んで私に似合う服を選び、ついでにヘアとメイクと靴も…とお願いしたんだ。
それは勿論、土井社長さんに会いに行く為の前準備。
多分、見た目だけでも自分の装いに合わせようと思ったらしい彼が、一式揃えてくれたのはいいんだけれど……。
「へぇー、馬子にも衣装だな」
なんか違う感じがする…と茶化す郁。
それについては私も反論のしようがなくて、困った様子で輝に視線を流した。
「なあに?どうしたの?」